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2024/02/09 日記再開

昨日、陸奥大学 (仮) 大学院博士課程入試の合格発表があった。無事に合格したので、4 月からは陸奥大の大学院生となる。週 1 回程度、非常勤で勤務する予定であるが、基本的には大学院生として 4 年間を過ごすことになる。京都大学で 3 年間、北陸医大で 8 年間を博士課程学生として過ごしたが、結局、学位は取らずに現在に至る。陸奥大で 4 年間の大学院生活を送る予定なので、結局、学位取得に 15 年間をかけることになる。この部分だけみると、とんでもなく無能な学生のようにみえるかもしれないが、私は、そうは思わない。むしろ、科学者としての誇りを守ったからこそ、学位を取得できなかったのである。問題があるのは私の能力ではなく、現在の日本の教育システムである。

なぜ、大学院を二度も辞めることになったのか。そのあたりの事情を、明日から書いていくことにしよう。


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