これは http://mitochondrion.jp/ に掲載している「医学日記」を、諸般の便宜のために、 1 記事 1 ファイルとして形成し直したものです。 簡単なプログラムで自動生成しているので、体裁の乱れなどが一部にあるかと思われますが、ご容赦ください。
最近、少し精神的ストレスが溜まっているものと思われる。ストレスの発散方法は人により多様であろうが、私の場合、だいたい、ショッピングである。そんなわけで、先日大物を買ったばかりであるが、割と衝動的に、二日間で教科書類を三冊、追加購入した。
一冊目は医学書院『標準形成外科学』第 6 版である。大学でレポートを提出する関係上、必要な資料であった、という面もある。300 頁にも満たないので、机の上に飾っておけば、そのうち読むのではないかと思う。
二冊目は医学書院『標準リハビリテーション医学』第 3 版である。これも同じレポートに必要であった。しかし、それ以前の問題として、私はリハビリテーション医学の教科書を持っていなかった。レポートを書くうちに「君は、リハビリテーションを軽んじているのかね?」という心の声が聞こえてきたため、恥じ入って購入した、という面が大きい。これも、そのうち読むであろう。たぶん。
三冊目は、図書館の「新着図書コーナー」でみかけた中山書店『あたらしい皮膚病診療アトラス』である。著者は『あたらしい皮膚科学』の著者である北海道大学の清水宏教授である。帯には「すべての医療者に役立つ!」「見ればわかる!」「あのベストセラー『あたらしい皮膚科学』の著者が5 年の歳月をかけて作った渾身の『皮膚病アトラス』」などと書かれており、いささか俗っぽい印象を受ける。しかし信頼の清水教授であること、立ち読みした限りではキレイでみやすい写真集であることなどから、購入を決めた。